雨のソロキャンプ in 渚園
今回のキャンプは、残念ながら雨の予報。前日まで悩みましたが、風は弱いようなので雨対策をして行ってきました。
東京から250km程の静岡県浜松市にある渚園キャンプ場です。距離はそこそこありますが、広大な芝生のフリーサイトは解放感があり、とても気持ち良いキャンプ場です。平日は空いていますし、料金が1泊2日 410円と桁違いに安い。
富士山周辺や那須高原のキャンプ場は寒く、周囲の道路も凍結や積雪することもあるためバイクで行くのは危ないような気がするため、冬は浜松まで足を延ばしたくなります。
雨の日のバイクソロキャンプで準備するもの
バイクでソロキャンプに行く場合は、荷物は極力少なくしたいところです。しかし、雨の日となるとレインウェアやタープなど荷物が増えてしまいます。雨の日のソロキャンプの場合、ちょっとした工夫やアイテムを持参したりしています。
◇バイクへの荷物の積み方
防水バッグ(写真の黄色い袋)の上に乗せた緑色の袋に入ったものがタープです。キャンプ場に到着後、一番先に確保したいのは雨を避ける場所です。キャンプ場に到着後すぐにタープを取り出せるように荷造りしています。
キャンプ場に到着後、レインウェアを着たままタープ設置。
テント設置場所にタープで屋根作ることで雨の中でも作業しやすくなります。
クロスポールのColeman XP ヘキサタープ MDX はとても便利!
私は、コールマンのクロスポール ヘキサタープを愛用しています。このタープは、両サイドに立てるポールがそれぞれ2本のクロスしたポールで構成されており、4本のポールでタープを支える構造となっています。
このクロスポールは、姿勢が安定しやすいため一人でも簡単に設営可能。
使い慣れてくると、5分程でタープを設置することができます。
さらに、このクロスポール(XP) のタープは、クロスしたポールの角度を広げるとタープの高さが低くなり、角度を小さくすると高めにタープを張ることが出来ます。自在にタープの高さを調整できることが最大のメリットです。
雨が降っているときは片方を低くすることで水が流れやすく、風上側を低くすることで風を直接受けないようにすることもできます。
付属のペグは樹脂製のため、鍛造ペグを持っておくと強風時でも安心です。
タープ以外に必要な雨の日のアイテム
・クロスポール ヘキサタープ
・雨具(バイクの場合は、バイク用のレインウェアがあれば十分です)
・タオルを余分に2枚。
・タープの内側に濡れたものを干すためのロープ(ダイソーで売っている旅行用の洗濯もの干し用)
・防水処理された帽子(ロゴスの帽子を愛用しております)
暖かいシュラフといつものキャンプ道具
キャンプ場ではタープを先に張り、その下でゆっくりと設営作業をします。タープと一緒にグランドシートを入れておくと、タープの下にグランドシートを敷いて、その上にキャンプ用の道具を並べるとテント組立などスムーズに準備を進められます。
60リットルの防水トランクバッグ(黄色の袋)の中に詰めていたキャンプ道具一式です。
今回は冬用のシュラフを持っていきましたが、気温や天候によりシュラフを選択してください。
雨の日のテント設置は、タープの下がBEST!
今回のキャンプでは、海風が強く吹き、雨が降っていたことからタープの下にドーム型テントを設置してみました。
タープの下にグランドシートを敷き、その上にテントを設置していきます。テントの向きは、風下側に入口になるように設置します。また焚火台を置くスペースも考えてテントを設置しました。
タープは片側のクロスポールの角度を広げて高低差を付けて、雨水が流れやすくしました。また風上側の角度を低くすることで焚火への風の影響を抑えることもできます。
タープの下にテントが完全に隠れるように設置すると、
テント内は雨の影響がなく、撤収時も楽です。
テントの周りに小さな溝を掘っておくと雨の侵入を抑えられるので小さなスコップがあると便利です。
雨の日でも焚き火は楽しみたいですよね~~
夜の焚き火はこんな感じで楽しみます。バイクは風上側のタープ下に避難させました。
バイクにはガソリンが入っています。引火を防止するため、
焚き火とバイクの距離は、最低でも3m以上離してください。
撤収作業:タープが一番最後です。
雨の日の撤収作業もタープの下ならスムーズに行えます。
撤収する手順は、以下の通り。タープを先に片付ける方がいますが、タープを一番最後に片付けるほうが良いです。(雨の日だけでなく、晴れの日も日陰で片付け作業ができますからね)
テント内の道具を片付ける
→テントを収納
→グランドシートを収納
→バイク用の防水バックにキャンプ道具を収納
→レインウェアを着て、ヘルメットを装着。
→バイクをタープの外に出して、防水バッグをバイクへ固定。最後にタープを撤収。
雨の渚園キャンプ場は、テントの設置場所が重要。
浜名湖に浮かぶ渚園キャンプ場は水はけが良くないため雨が降ると低い場所に水溜まりができます。ここにテントを張ってしまうとテントが水没してしまいます。寝ている間にテントが浸水。靴などびびしょ濡れ。完全に水没です。
雨の渚園キャンプ場は、下図を参考にして、テントを設置すると水没から逃れることができます。
渚園キャンプ場公式サイト→地図やルールや営業時間が掲載されています。
番外編:ゆるキャン△の展示(管理事務所内)
ゆるキャン△のseason2で志摩リンが1泊する渚園キャンプ場。ゆるキャンの聖地巡りをされている方もいるそうで、冬でも来場者が多いとのこと。管理事務所には志摩リンが愛用するバイクが展示されていました。
渚園関連の詳細情報は、こちらにも掲載しています。
コメント