SUZUKI SW-1 冬になる前の点検項目
20年以上乗り続けているSW-1ですが、冬になると走らない期間が長くなります。
うちのSW-1は、走行距離が6万kmを超え、バイクとしてはそこそこの高齢車です。長い期間乗らない場合や冬になる前には、越冬のための簡単な点検を行うことをお勧めします。
SW-1ライダーの参考になるかわかりませんが、ご紹介します。
バッテリーの補充電を行います。
気温が下がってくるとバッテリーの電圧が低下し、エンジンの掛かりが悪くなります。そのためバッテリーの補充電を行います。エンジンの掛かりが悪くなってきたと思ったらすぐにやります。
バッテリー充電器で8時間ほど補充電を実施。充電後は、エンジン始動がとてもスムーズになります。
バッテリー充電方法の詳細は、こちら
https://sw-1.tokyo/suzuki-sw-1_partschange/
定期的な暖気運転
エンジンを2週間に一度は、動かしてあげましょう。定期的にエンジンを動かすことでエンジンオイルが各部に循環します。
エンジンが暖まった後は、近所をぐるっと5kmほど走行しましょう。実走することでベアリングを回してあげることができ、タイヤの凹みを分散するなど各部を馴染ませることができます。
外装を取り外しながら、割れや傷などを確認します。
20年経過していますので、外装部品は、劣化や走行中の振動や飛び石など様々な影響で傷や割れが増えていきます。小さな傷が割れに発展したりしますので、外装を外しながらダメージの状態をチェックします。
傷を見つけた場合は、衝撃に強い瞬間接着剤やエポキシ系パテなどで補強、接着します。
外装品を外す際には、無理に力をかけずに固定しているビスを全て外してから行うようにしてください。無理に力を加えると割れてしまいますので、十分に注意してください。
<割れや傷を発見した箇所>
・私が使用している瞬間接着剤とエポキシパテ(タミヤ製)
配線のコネクタの抜き差しを行い、接点の錆を確認します。
過去にウインカーのコネクタ接点不良になった経験があり、外装を外したときは方向指示器のランプに接続されているコネクタに接点復活剤を注入して、抜き差しを繰り返ししています。
どんな接点復活剤が良いのかわかりませんので、とりあえず呉工業のものを使用しています。
ちょっと吹き付け、コネクタを抜き差しするだけ。他にも配線の途中にあるコネクタを見つけたら抜き差しして接点をクリーニングしています。
バッテリー接続部だけは、あまり手を入れていません。
アクセルとブレーキワイヤーに注油します。
ブレーキとアクセルワイヤーの動きが気になるので定期的にメンテナンスしています。キャブレター接続部とブレーキレバーの接続部には、サラサラのモリブデングリスなどを軽く塗布したりして、30分程かけて馴染ませます。アクセルとブレーキレバーがスムーズに動くようになると気持ちが良いですよ~~
他のメンテナンス作業(オイル交換、エアクリーナー交換、点火プラグ交換など)
これまで記載したオイル/フィルタ交換やエアクリーナー交換など使用状況により実施します。
詳細はこちら
https://sw-1.tokyo/suzuki-sw-1_partschange/
バイクのカバーを買い替えます。(2年に一度)
屋外で保管するときに使っているバイクカバーですが、2年経過すると破れたりしてきます。そこで、2年毎にバイクカバーを買い替えています。高いバイクカバーを買っても、寿命はあまり変わらないようなので比較的安価なカバーを購入しています。
2りんかんなどのバイク用品専門店ではなく、コーナンやカインズホームなどホームセンターで販売している3千円前後のカバーがお勧めです。
走行距離60000kmを超えましたが、まだまだ走り続けます
点検項目は、基本的な内容ばかりですが、SW-1を長持ちさせる秘訣なのかもしれません。
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