一度乗ったらやめられない電気自動車オーナーへの道

電気自動車って何? EVを買ってみた。

電気自動車は、ガソリンなどの化石燃料を燃やして走るのではなく、電気でモーターを回して動く車。そんな電気自動車を使ってみたいと思い、いつか買ってみたいと思っていました。
庶民の給料では買えないと思っていた電気自動車ですが、東京モーターショーで見かけた小さな電気自動車がきっかけで電気自動車を手にすることができました。
この電気自動車は、おもちゃメーカーのタカラトミーが展示していた「Q-CAR」というチョロQを大きくしたような一人乗り用の電気自動車でした。

タカラ Q-CAR(キューカー)  インターネットサイト参照

この電気自動車なら、電気自動車のある生活が手軽に始められる!

 

初めて買った電気自動車 『アラコ エブリデー コムス』

東京モーターショーから数年後にYahooオークションで電気自動車を検索したところ、一人乗りの電気自動車を見つけました。33万円で出品されていたアラコという自動車部品メーカーが作った「エブリデーコムス」でした。購入後調べたところ、Q-CARもアラコ株式会社が作っていたそうです。

ステッカーでアレンジしたコムス

大き目のトランクも付いていて便利です。

これが、アラコのエブリデーコムス(COMS)。中古車屋さんが駆動用バッテリーを全て新品にしてくれるということで、400ccのバイク買うよりも安いし、家庭用の100vコンセントで充電できるということから、電気自動車を体験するには良い投資と考えて、購入しました。購入したときから全体を白で塗装されていたようで、そこに赤とオレンジのラインをカッティングシートで追加したり、シボレーのマークをフロントに貼り付けたりして、ちょっとおしゃれな感じに仕上げました。
充電時間は8時間で満充電になります。フル充電すると約30kmほど走れます。走行速度も法令では60km/hまで出せるのですが、実際には52km/h程度が限界でした。主に近所スーパーマーケットまで買い物に行ったり、スポーツジムに行く際の足として使いました。

「これって電気自動車?」
駐車場等では、よく声をかけられました。皆さん、EVに興味はあるけど実際にどうなのか?という方が多いみたいです。

電気自動車 エブリデーコムスを使ってみて気付いたこと

  • 自宅で充電できることは便利! ガソリンスタンドにはほとんど行かない。
    自宅のコンセントで充電ができるためガソリンスタンドに行くことは無くなりました。数か月に一度、タイヤの空気圧を確認に行くくらいです。ガソリンスタンドに行かないことが、これほど面倒で負担になっていたとは思っていませんでした。
  • 走行音が静か!
    朝晩の静かな住宅地では、気を遣う必要がないくらい静かな車でした。バイク通勤やガソリン車で通勤しているときに深夜まで仕事したあとに帰宅したときなど気を使っていましたが、モーターの音は静かなので全く気になりません。
  • 維持費が安い。保険やら税金やら原付並み。駐車場も狭い場所に置けます。
    税金は、2400円/年でした。任意保険は、自動車保険のファミリーバイク特約の対象となるため、保険料はほとんど上がりません。

2台目の電動車:三菱 アウトランダーPHEV

たまたま私が勤務していた会社には、自動車各社のディーラーが車両展示会を開催することがあったトヨタ、ホンダ、日産、マツダと様々な自動車メーカーがボーナス時期になるとやってくる。ある日、三菱自動車(川越店)が社内車両展示会として展示していたのは、プラグインハイブリッド車のアウトランダーPHEVでした。三菱の営業マンに話を聞いてみると1泊2日で貸し出ししているというので、申し込んでみた。
純粋な電気自動車(BEV)ではなかったけど、充電口があり、外の充電スポットを利用して充電できることを体験できるし、電気モーターで動く普通の自動車を運転してみたかったので、すぐに飛びつきました。1ヶ月程待って、試乗体験の日がやってきました。

三菱自動車のPHEV車でしたが、日産のディーラーの充電器を利用させてもらいました。全く問題なく使用できました。

アウトランダーPHEVを借りてみて気付いたこと

  • 電気モーター車の加速感は半端ない!めちゃめちゃ爽快!
    川越店で車を借りて、早速、首都高速道路を走ってみることにしました。これまでいろいろな車に乗ってきましたが、フォレスターの2Lターボ車以上の加速感を感じました。しかし、無茶苦茶な加速ではない上品でスムーズな加速でした。また首都高のカーブも安定して走ることができました。その気持ちよさは「爽快」そのものです。夜景を見ながら首都高を1周してあっという間に帰宅。
  • ブラグインハイブリッド車は、電欠の心配がない。
    プラグインハイブリッド車だったこともあり、電欠の心配がない車は、かなりのメリットだと感じました。これまでCOMSに乗っていた私は、電欠に対して、とても気を使っていました。近所に出掛ける際には問題ありませんが、新しい場所に出掛ける際には、距離や坂道などを事前にチェックしていました。プラグインハイブリッド車は、この心配から解放されます。
  • 充電スポットは多くなってきましたが、自宅に普通充電が欲しくなる。
    COMSに乗っていたことで、自宅でEVを充電したくなってきました。

結局、アウトランダーPHEVを買ってしまいました。

三菱自動車のアウトランダーPHEV

三菱のアウトランダーPHEV

アウトランダーPHEVの凄さに驚き、少し頭金を貯めてから、マイカーローンを組んで購入しました。1泊2日で借りたアウトランダーからマイナーチェンジしたようで、外観もカッコいいです。
2021年には、さらに進化した新型アウトランダーPHEVが出たようです。

そして、自宅には普通充電器も設置。設置費用はケーブルを収納できる立派なものを選択しましたが、10万円程で設置できました。

3台目の電気自動車:三菱 ミニキャブミーブ

三菱自動車のミニキャブミーブ。商用軽貨物車なので自動車税も安い!

奥さんが乗っていたガソリン車も電気自動車に買い替えることにしました。セカンドカーのため、近距離で使用することが多いことから、プラグインハイブリッド車ではなく、純粋な電気自動車(BEV)を購入することにしました。
自宅の充電器の場所から日産リーフやHONDA-eでは、駐車場に頭から突っ込んで充電しなければならず、使い勝手が悪い。そこで、三菱のミニキャブミーブを購入することにしました。
軽自動車ですが、商用貨物軽自動車であることから十分な広さがあり、荷物もいっぱい載せられます。急速充電器にも対応しており、フル充電で180km走行可能です。価格は中古車で90万円。
最初は、宅配便の配達車のようで奥さんも抵抗していましたが、使い始めたら便利なこと。次に買い替える車もミニキャブミーブにしたいと言われております。

我が家の車は、全て電気自動車になり、すっかりEV生活が定着。

COMSから始まった我が家の電気自動車のある生活ですが、現在は全ての車が電気自動車/プラグインハイブリッド車になり、ガソリンスタンドを利用する回数はホントに減りました。
電気自動車を使い始めたら、ガソリン車には戻れませんね。皆さんも一度、電気自動車を借りて体験してみてはいかがでしょうか?

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