LOGOS(ロゴス)メスティンでご飯を炊いてみた。

炊飯用にメスティンを買いました。

私はキャンプサイトでのんびりとした時間を楽しみたいので、あまり料理には手間をかけずに終わらせていました。現地でお惣菜や食料を購入し、温める程度で食事を済ませています。
しかし、このやり方でもご飯だけは手間が掛かっていました。
以前は、サトウのご飯のような熱湯で温めるレトルトご飯を持参していましたが、このレトルトご飯は思った以上に手間が掛かります。

<レトルトご飯がソロキャンプに適さない点>
・レトルトパックを入れるために大きい鍋が必要。大きい鍋は、バイクキャンプには邪魔。
・大きい鍋となるため沸騰させる水の量も多く、沸騰までに時間が掛かる。
・ご飯を湯煎する場合、15分も掛かる。そのためにガス使用量が半端ない。
・焚き火でお湯を沸かすと鍋底が煤で真っ黒になってしまう。

そんな問題を解決するために導入したのが「メスティン」。キャンプ雑誌などで最近良く見かける四角形の弁当箱のような調理器具です。

LOGOS(ロゴス)メスティンを選んだ理由

キャンプを楽しむ人が増えていることもあり、メスティンもいろいろなメーカーから出ています。
アウトドア用品メーカーだけでなく、100円均一ショップのダイソー、コーナンやカインズなどのホームセンターなどもメスティンを販売しています。
迷いましたが、私はLOGOSのメスティン(税込2970円)を選択しました。

<LOGOSのメスティンを選んだ理由>
・鍋側の縁が折り曲げ加工されていて、他のものよりも強度が強く、しっかりした作り。
・アルマイト処理(硬質陽極酸化被膜)されているので、耐食性や耐摩耗性が向上
・サイズが幅170mm×奥行110mm×高さ50mmと鍋の中に調味料とお米が収まる。
・お米を1.5合炊けて、さらに炊込みご飯の具を入れても蓋が閉じる大きさ

メスティンでご飯を炊きました。(基本的な炊込みご飯)

かまどを準備します。

早速、自宅でご飯を炊いてみました。お米は、1.5合。白米を炊くだけでは面白くないので、簡単な炊込みご飯にしてみました。ご飯を炊き上げるために使った竈(かまど)は、携帯性の良い100円ショップで購入した3点セットです。
・コンロ(COOKER STAND 100円ショップ seriaで購入)
・固形燃料の受け皿(seriaで購入)
・固形燃料(seriaで購入。25~30分燃焼時間が必要ですので2個使います。)

組立するとこんな感じ。

メスティンにご飯と炊込みご飯の具を入れます。

今回は、二人でキャンプに出掛けた場合のご飯を想定して1.5合のお米を炊き上げます。
ご飯は、無洗米を使用するとキャンプ場での手間が掛かりません。
①あらかじめ計量した1.5合の無洗米をメスティンに入れます。
②炊込みご飯の具として牛蒡と人参を細切りしたものを上に乗せます。
③続いて、鶏のむね肉を20mm角ほどの大きさに細かくカットしたものを上に乗せます。
さらにカットしたしめじを乗せてみました。

出汁入りの水を入れます。水の量を合わせます。

出汁は、適当ですね。ほんだしを小さじ1杯ふりかけ、本つゆを水で8倍に希釈したものを準備しました。その出汁を注ぎます。
今回のメスティンの1.5合を炊き上げる目安は、取っ手を固定しているリベットがギリギリ沈むあたりまで注ぎます。(初めに計量したところ、ここが目安となりました。)

あとは10分吸水させて、固形燃料に火をつけて25分ほど放置。

出汁を注ぎ、米が吸水するために蓋をして10分程放置します。
10分後、固形燃料に火をつけて、コンロの上にメスティンを乗せます。ここからは、固形燃料を25分間燃焼させます。今回使用した固形燃料は燃焼時間15分ですので、15分したら固形燃料の受け皿を火傷しないように軍手をして、新しい燃料に交換。点火して25分間炊きました。

キャンプ場では風が吹くため炎が安定しません。

ウインドシールド(風除板)を使用することをお勧めします。

最後は、蓋をしたまま10分間蒸らして完成!

コンロからメスティンを降ろして、蓋をしたまま10分間放置。蒸らします。これでふっくらしたご飯が炊きあがります。10分後、蓋を開けると美味しそうにご飯が炊けてます。
固形燃料なので勝手に火が消えてくれますので、ほとんど放置。簡単ですし、失敗もほとんどありません。そして何より美味しいです。またバリエーションも豊富なのでキャンプのレベルが上がったような気分になります。

いろいろな炊込みご飯を試してみました。

別の炊込みご飯も試してみました。こちらはもっと簡単。
鰯の味噌煮缶詰(汁も全部入れる)とフリーズドライの玉子スープをご飯の上に乗せて、水を注いで同じように炊いた時の写真です。
こちらも出汁の味付け調整が不要で、とても簡単です。こちらも美味しかった~~~

他にもメスティンを使って調理してみました。

ロゴスのメスティンを使っていろいろなご飯を紹介していますので、こちらもご覧ください。

【特集】メスティンの簡単炊込みごはん
メスティンなら簡単に美味しいキャンプ飯ができます。 メスティンを2018年から使い始めましたが、ご飯炊くと失敗がほとんどありません。 しかも炊込みご飯は、絶品です。とにかく美味しい! お手軽な機材でご飯が炊ける道具は、ソロキャプやバイクツー...

食材はお米と炊込みご飯の素。炊込みご飯の素は、具材と出汁が入っているので楽です。
特に「たこ飯」がお勧めです。

いろいろと使えるメスティン!

ご飯を炊くだけでなく、炒め物やパスタを茹でることもできます。深い鍋なので用途はいろいろ。キャンプには欠かせない調理器具となりました。是非、皆さんも試してみては如何でしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました