薪ストーブは『テンマクデザイン wood stove』がお勧め

冬キャンプは寒い。薪ストーブを買ってみました。

新型コロナウイルスの密を避けられることから全国的にキャンプブームが起こっておりますが、さすがに冬のキャンプ場は、他の季節に比べて空いています。
キャンプ場の予約も取りやすく、前日予約でも空いてるキャンプ場も結構あるのですが、冬のキャンプは、本当に寒いですからね~~~~。しっかりとした装備を揃えていかないと辛い夜を過ごすことになります。

私も氷点下6℃まで下がった真冬にキャンプへ出掛け、薄いシュラフの中で耐え、2泊過ごしたことがありました。テントの中にも霜が降りて、1時間毎にトイレにいくような状況で全く眠れませんでした。正直、凍えて死ぬ思いでした。
長時間の滞在は低体温なってしまいますので、冬のキャンプはしっかりとした装備で行くことをお勧めします。ホントに危険です。

冬キャンプ 必須アイテムを5つご紹介します!

冬のキャンプでは、とにかく寒さ対策を充実させる必要があります。寒さ対策をしっかりすると冬キャンプはめちゃくちゃ楽しめます。私の冬キャンプ 必須アイテムは以下の5点です!

  1. 湯たんぽ・・・シュラフの中に入れておくだけでかなり違います。
    当然ながらサイズと蓄熱時間は比例するので可能ならば大きめがおすすめ。
    ストーブを持参する場合は、直火で温められる金物の湯たんぽが便利です。
  2. 厚手のシュラフ・・・バイクツーリングでは、軽量コンパクトなダウンシュラフが便利ですが高額商品のため、私は安くても厚みのあるシュラフを使用しています。バイクキャンプにもギリギリ運べるサイズです。
  3. 使い捨てカイロ・・・とにかくいろいろなところに貼り付けておきます。低温やけどには注意してください。
  4. オールウェザーブランケットとスペース暖シート・・・シュラフの上から巻き付けます。
    超有名なバイクキャンパーさんがお勧めしていたので、購入してみました。

  5. コット・・・エアマットやアルミシートなどを試してみましたが不十分です。コットは地面の冷たさを直接感じることがないので、かなり効果的です。
    商品選択のポイントは軽量で組み立てが簡単なものが良いです。

冬のキャンプをもっと快適にするアイテム「薪ストーブ」がお勧めです。 暖房だけでなく、料理や炎の明かりでワンランク上のキャンプを過ごせます。

薪ストーブは重いためバイクキャンプには持っていくことはできませんが、車でキャンプに出掛ける冬のキャンプには必ず持参しています。薪ストーブは、多様に使えるアイテムで暖房、料理、炎の明かりを楽しむなど寒い夜のキャンプには欠かせない大事なアイテムとなります。

Tent mark designsWOOD STOVE(S)

私が使っているのはアウトドアショップWILD-1で取り扱っているテントマークデザイン(テンマク)の薪ストーブです。
薪ストーブを選ぶ際には、熱により歪が発生して変形することを考慮して、変形に強い肉厚の薪ストーブであることと、コンパクトに収納できる構造のものを選定しました。


テンマク Wood Stoveのサイズは一番小さいSサイズ。お値段もお求めやすい29800円(税別)で、メンテナンス用のブラシとテントから煙突を出すためのフラッシングキットと直径53mm煙突を2本追加して使用しています。


薪ストーブは、コンパクトなSサイズではなく、Mサイズ以上がお勧め。

薪の量は12日であればキャンプ場で売っている束で1~2束購入します。翌朝の分も残しておく必要がありますので、夜用と朝用の2つに分けて計画的に使用します。
我が家の薪ストーブはSサイズですが、窯(燃焼室)のサイズが小さいため、キャンプ場で売っている薪では、そのまま入らないため、事前にカットしなければなりません。
鉈(ナタ)鋸を持参していたのでカットすることができました。夜は周りに迷惑なので大きな音が出る薪割は出来ないので、昼のうちに薪を小さくしておことをおすすめします。

それ以来、我が家ではキャンプ場に行く前に薪を購入して、チェーンソーで短くし、さらに斧で細く割ったものを準備してからキャンプ場に持参するようにしています。ちょっと面倒ですけどね~~~

tent mark designsの薪ストーブ紹介サイトは、こちら

薪ストーブは、絶対にMサイズ以上がお勧め。買った薪がそのまま使える!

大きいのストーブは薪をそのまま使用できます。また薪が燃える様子が見られる大きな窓がついたものもあり、炎の明かりでテント内を照らすこともできます。大きい鍋も使えるのでとても便利です。

薪ストーブ選びのポイント

今回、我が家で使っている薪ストーブは、非常に優秀です。
薪に小さな火が着いたら、扉を閉じると燃焼室から煙突方向に空気の流れが生まれ、常に酸素が送られるため、みるみるうちに炎が大きくなり、燃焼が始まります。
薪ストーブを選ぶ際には、この空気の流れが生まれやすい構造のストーブを選ぶことをお勧めします。空気の対流が悪いストーブは、薪になかなか火が着かず、時間が掛かります。
薪を入れる扉と反対側に煙突が出ているタイプの薪ストーブを選ぶことをお勧めします。
<火が着きにくいストーブはこんな感じのもの>

また、窯の中に煙突を収納できる薪ストーブを選ぶことが便利です。テンマクの薪ストーブは、燃焼室の中に煙突がすべて納まるので携帯性も良いです。
煙突が変形してしまうと、組立られなくなったり、煙が煙突の途中から漏れたりしてしまいます。
煙突は変形しないようにストーブの中に納まるものを選ぶことをお勧めします。

続いて、ストーブの脚が長いものを選ぶと作業しやすいです。
薪ストーブで脚が短く、地上に近いストーブがありますが、これは非常に使いにくいです。
G Stoveなど脚が短いものは、作業性が悪いので避けたいですね。

冬キャンプ・薪ストーブと合わせて準備しておくもの

  • 薪ストーブ テント用フラッシング キット…テントから煙突を出すための穴を作るキットです。
  • 火の粉に強いポリコットン製のテント…テント素材はTC一択
  • 薪を入れるための耐火グローブや火鋏、解体するときに煤を取るためのブラシ。
  • 湯沸かし用のやかん、料理用の鍋、シェラカップでもOK!
  • ストーブ作業用に低い椅子が便利です。
  • 一酸化炭素中毒警報器
    (私は換気しながらストーブを使うので持っていません。寝るときは消します。)




薪ストーブ 撤収時の注意点

  • 薪ストーブの撤収は、自然に冷めてからやりましょう。水をかけて急冷させると変形する可能性がありますので薪が燃え切った後は少し放置しておきましょう。
  • ストーブの中にある薪の残りを取り出します。薪を取り出す際は、火鋏を使うなど火傷に注意してください。
  • 薪ストーブが冷めたところで、煙突を抜いていきます。熱い状態ですと熱膨張で抜けにくいこともありますので冷めてから作業します。
  • 煙突の煤(すす)をブラシで落とします。次にストーブ本体の中に残っている煤を火消し壺に入れます。ストーブ内の煤もブラシで落とします。
  • 煙突をストーブの中に収納し、撤収完了です。細かいメンテナンスは、帰宅してからゆっくりと行います。

薪ストーブは、ワンランク上のアウトドアを演出してくれます。

薪ストーブで冬キャンプは大きく変わります。
寒い日は焚き火を消したら寝るだけでしたが、薪ストーブを使うことでテントの中はポカポカですから、テントに入ってからも冬の長い夜を楽しむことができます。

炎を眺めながら、ゆったりとした自分だけの時間を過ごす。最高の贅沢ですよ。

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