SUZUKI SW-1 良いところと悪いところ

独特なフォルムのSW-1。SW-1オーナーが感じる 『SW-1あるある』を整理してみました。個人差はあると思いますが、これからSW-1オーナーになりたいと考えている方は参考になるかと思います。

SW-1ライダーのあるある

庭で点検や整備をしていますが、手が掛かりますね~~

<オーナーになって思うこと>
・生産台数が少ないので、自分以外のSW-1(仲間)を見つけると嬉しい!写真撮りたくなる。
・特長的なフォルムで、男女関係なく「このバイク可愛いですね。」と声かけられる。
 犬を散歩している飼い主の気分になる。
・シフトチェンジがシーソーペダルなので、わざわざスーツと革靴で出かけたりもする。
・後席がフラットで、大きめのステップと手すりがあるので、二人乗りも安心。
・レトロなフォルムのバイクのため、ヘルメットは、ヴィンテージ風のものを選んでしまう。
・お洒落なレストランに行くと、お店の前にバイクを移動して写真を撮ってしまう。
・駐輪場では、駐輪場の一番空いているところに止めてしまう
・SW-1と同じデザイナーが手がけた車が好き。(日産パオやBe-1やラシーン等)
<ライディング編>
・ベルト駆動でベルトの鳴きが気になるので、KUREのベルト鳴き防止スプレーを常備している。


・曲がり角などでは、サイドステップの擦れを心配して、バイクをあまり傾けない。
・最高速度は、120km/hくらいまで出そうですが、105km/hあたりを超えると怖いので
高速道路では、一番左の走行車線を90km/h巡行で走ってしまう。追い越し車線に出るのは極力避ける。
・信号が青に変わっても、猛ダッシュはしない。(できない)
・遅いバイクだと思われて、車から煽られることが多い。ドライブレコーダー必須です。

<その他のシーン>
・車体重量が180kgと重いため、バイクを転がすときには結構疲れる。小柄な人には辛い。
 サイドスタンドが土に埋もれやすいので、スタンドの埋もれ対策をしなくなる。


・トランクスペースがあるけど、見た目以上に容量が小さい。長距離のツーリングには不向き。

・タイヤの空気を入れる際にホイールが邪魔なのでエクステンション エアーバルブを装備してしまう。

SW-1の厄介なところ

・1992年製のバイクなので、補修部品も少なくなってきて、故障→廃車というリスクがある。
・転売目的の業者も多く、中古車価格が高騰。
・車体が重い。エンジントラブルすると辛い。JAFへの入会は必須。
・暑い夏はオーバーヒート気味でエンストしやすい。
・ハンドルが標準的なバイクよりも太く、後付けのUSB電源など固定する際に合わない。
・後席用のステップがあるため、駐輪場は少し広めのスペースが必要。
・燃料コックから燃料が染み出しやすい(交換したいけど燃料コックの純正品が欠品。)
・リアキャリアもあるが、カッコ悪い。
・SW-1の整備を受け付けてくれないお店もある。バイク店選びは慎重になる。
※私のSW-1を面倒見てくれていたバイク店は、埼玉県所沢市のバイクショップ エルフィン(Erfin)です。不動車寸前まで悪い状態でしたが丁寧に修理してくれたおかげで、その後も快調に走っています。(2022年6月時点で62000km)

やっぱりこいつが好き。SUZUKI SW-1

SW-1は、愛着が沸くスタイリングのレトロなバイク。
SW-1は発売当時の688,000円の価格設定で同じ250ccクラスのバイクに比べてかなりの高額商品。しかも、エンジン性能に比べて車重が重いことから不人気車となりました。
生産台数が1440台、生産時期も1年程度と短命なバイクでした。そのため補用品の数量も少なく、バイクを維持することだけで大変なバイクです。
しかし、生産終了から何年か経過してから、その独特なスタイリングが認められ、一部のライダーに人気が出始めて、復刻版や再生産が望まれるバイクになりました。
80万円で新車を再販すればそこそこ売れると思いますが、スズキでの再生産は行われず、現在に至ります。(ビッグスクーターのエンジンと駆動系を移植して外観だけをSW-1としてもokなんだけどな~~~)

オーナーの皆さんは、壊さないように丁寧に乗り続けるそんなバイクです。
可愛いけど手のかかる相棒がスズキ SW-1です。

SW-1 唯一無二の国産バイク。

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